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WiMAXとポケットWiFiは何が違う?Wi-Fiをよりお得に使うには

WiMAXとポケット型WiFiは何が違う?

モバイル型Wi-Fiについて検索していると、「WiMAX」や「ポケットWiFi」という言葉が頻繁に出てきますよね。

どちらもモバイル型のWi-Fiルーターを取り扱っているサービスではありますが、一体何が違うのでしょうか?また、どちらを選ぶべきなのでしょうか。

そこで今回は、WiMAXとポケットWiFiの違いについて解説します。サービス内容の差が分かれば、どちらの方がより自分に合っているのかも分かりますよ。

※本記事は2023年6月12日に更新されたものです。現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

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WiMAXとポケットWiFiの違い

「ポケットWiFiって、持ち運びできる小さなWi-Fiルーターのことでしょ。WiMAXにもポケットWiFiがあるよね?」と認識している方も多いかと思います。

しかし、厳密に言えばこれはちょっと違うのです。WiMAXとポケットWiFiは別物と考えてください。

「ポケットWiFi(Pocket WiFi)」はソフトバンクの登録商標です。ソフトバンクと、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルが販売している、ポケットサイズのモバイル型Wi-Fiルーターのことを指します。

「WiMAX」は無線通信技術の規格のひとつです。日本では、UQコミュニケーションズがモバイル向けの「モバイルWiMAX」を利用して、「UQ WiMAX」という通信サービスを提供しています。

なお、WiMAXではモバイル型のルーターだけでなく、据え置き型のホームルーターも利用できます。家族と使うために自宅用のWi-Fiルーターを探している方には、WiMAXのホームルーターがおすすめですよ。

最新機種のスペック比較

WiMAXとポケットWiFiは別サービスですから、もちろん取り扱っているルーターの機種も異なります。

それぞれの最新機種のスペックを比較してみましょう。

WiMAXポケットWiFi
機種名Speed Wi-Fi 5G X12Pocket WiFi 5G A102ZT
通信方式5G
4G LTE
WiMAX 2+
5G(Sub6)
FDD-LTE
AXGP
TDD-LTE
最大通信速度(5G)※1下り3.9Gbps
上り183Mbps
下り2.4Gbps
上り110Mbps
連続通信時間約540分(初期設定時)5G(Sub6) 約5時間
FDD LTE 約7.5時間
AXGP 約9時間
最大同時接続可能台数16台30台
サイズ約W136×H68×D14.8mm約141×69×15.9mm
重量約174g約240g
発売日2023年6月1日2021年7月15日

※1 記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。

どちらも5G通信に対応しています。5G利用時の下り最大通信速度は2.0Gbps以上!

5Gを使えるエリアはまだ限定的ではありますが、駅やイベント会場など人が多く集まる場所には、5Gスポットが増えつつあります。そういった場所へよく行く方や、自宅が5Gエリア内にある方は、WiMAXの最新機種で快適な通信を体感してみてはいかがでしょうか。

また、どちらの機種も片手で持ちやすいコンパクトサイズです。カバンに入れてもかさばりにくいので、どこへでも気軽に持ち運べますよ。

ただし、Pocket WiFi 5G A102ZTの方が66g重い点には要注意です。たった66gの差ですが、1円玉(=1枚1g)66枚分の重さと考えると、決して無視はできません。

もっとも、サイズや重量の好みは人によって異なるものですから、気になる方はショップで実際に手に取って確かめてから購入してくださいね。

月額料金・契約期間の比較

WiMAXとポケットWiFiの月額料金や契約内容も比べてみましょう。

なお、WiMAXはUQ WiMAX以外にも様々なプロバイダがあり、料金設定も異なります。今回は例として、Broad WiMAXを取り上げました。

WiMAX(Broad WiMAX)WiMAX(Broad WiMAX)
プランギガ放題コスパDXプランギガ放題縛りなしDXプラン
月間データ量データ無制限※1データ無制限※1
月額料金初月1,397円(税込)
1~36ヶ月目3,773円
37ヶ月目以降4,818円
初月1,397円(税込)
1~36ヶ月目3,960円
37ヶ月目以降4,950円
初期費用20,743円&【機種代金】31,680円
オプション加入で20,743円割引
20,743円&【機種代金】31,680円
オプション加入で20,743円割引
契約期間2年なし
契約解除料【初月と1-24ヶ月目】4,818円(税込)
【25ヶ月目以降】0円(税込)
0円
ポケットWiFiポケットWiFi
プランPocket WiFiプラン2Pocket WiFiプラン2
月間データ量7GBまでデータ無制限※2
月額料金4,065.6円4,818円
初期費用事務手数料3,000円&【機種代金】28,800円
※オンラインストア利用で事務手数料無料
事務手数料3,000円&【機種代金】28,800円
※オンラインストア利用で事務手数料無料
契約期間なしなし
契約解除料0円0円

※1 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

※2 4G高速データ通信量が上限無しのアドバンスオプション「アドバンスモード」は、通信方式「TDD-LTE」・「AXGP」の提供エリアでご利用いただけます。「FDD-LTE」のみの提供エリアでは、「標準モード」への切り替えが必要です。なお、「アドバンスモード」利用時、混雑回避など通信品質確保のための速度制御があります。(3日間で約10GB以上利用時/「アドバンスモード」と「標準モード」での利用パケット通信量の合計において)

次に、それぞれの最新機種の機種代金も比較してみましょう。

WiMAXポケットWiFi
機種名Speed Wi-Fi 5G X12Pocket WiFi 5G A102ZT
機種代金【分割】880円(税込)×36回
【一括】31,680円(税込)
【分割】300円(税込)×36回
【一括】10,800円(税込)
※新規契約の場合18,000円割引

月額料金では、36か月目まではWiMAXの方がお得と言えます。

しかし機種代金は、ポケットWiFiの方が安く抑えられます。

新規契約時に機種代金が18,000円割引になるのは大きいですね。

WiMAXとポケットWiFiはどちらがおすすめ?

ここまでの比較結果だけを見て、「ポケットWiFiの方が安いからこっちにしよう!」と決めてしまうのはもったいないですよ。もしかしたら後悔するかもしれません。

先ほども触れましたが、WiMAXの料金はプロバイダによって異なります。

WiMAXのサービスは一つひとつフタを開けてみなければ、ポケットWiFiとしっかり比較することができません。大変ではありますが、自分に合うサービスを見つけるために、じっくり調べてみてくださいね。

なお、WiMAXはすべてのプロバイダが同じ通信回線を使っているため、通信品質はどのサービスを選んでも変わりません。

WiMAXの利用が不安な方へ

各プロバイダでは「初期契約解除制度」のサービスがあり、内容としては

「契約書面を受領した日から起算して8日以内に、申請していただくことで契約解除が可能です。
インターネット回線を契約をしたものの、自宅では電波の入りが悪く正常にサービスを利用できないといった場合、端末を返品して回線を解除できる、クーリング・オフに似た制度です。」

※ただし、事務手数料3,300円(税込)に関しましては、初期契約解除をされた場合でもご請求はされます。

WiMAXを利用してみて、電波が入りにくい場合でも上記、制度があるので、安心です。

また、各プロバイダのサイトではエリア確認も行えるので、エリア確認を行った後に、契約するのもおすすめします。

実際に使ってみる

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